あやつか　ねね

普段は大人しく、控え目で礼儀正しい黒髪の高校二年生の美少女。

学校ではあまり目立ったことはせず、休み時間は教室で１人本を読んでいるような女の子。

所属している部活は弓道部、腕前はかなりのもので一年生の頃に既に県大会で三位入賞するレベル。

部活の他にも茶道や華道、着物の着付けも出来る絵に描いたような大和撫子。

ただこれらは、孫の将来を心配した母方の祖母(一応先祖が武士らしい)が半ば強制的に習わせていたもの。

本来の彼女は、家に籠るよりも野山を散策するのが好きな割と活発な女の子。

実は父方の先祖は忍びで、一族の中にはそのタイプの人間が多い。

元自衛隊のレンジャーで、今は冒険家の叔父がよく面倒を見てくれており、忍びの技っぽいものからサバイバル技術など色々教えて貰っている。

一見すると気弱そうな容姿から変質者に狙われやすく、実際に誘拐された経験がある、

その事から心配になった父親や叔父に、本格的に格闘術の手解きを受けるようになった、ただそれは、お淑やかに育ってほしいと願う母方の祖母にとって好ましくなく、その事で家族間で揉めることがある。

前述のように本来は活動的で、その事を知っている先輩(女性)に誘われ、サバイバルゲームのチームに『ドリュアデス』に所属している、ポジションは「スナイパー」、または「タクティカル」、

弓道と同じくこちらの腕もかなりのもので、その艶やかな黒髪と狙撃の腕前から相手チームからは「黒毛の山猫」と言われ恐れられている。

愛銃は、

ライフル：U.S.ライフル M14

サブマシンガン：H&K MP5-J

ハンドガン：SIG SAUER P226

手先が器用で特技は裁縫、実家で使わなくなった着物や古着などをリメイクして、新たな衣服や小物などを作っている。

前述の通り父親や叔父から手解きを受けているため、そこそこの格闘術を会得している、

無手よりも武器術を得意としており、特に飛び道具系は天性の才があると言われるほど。

誘拐された時も、今ほどではないが護身術やサバイバル技術を教わっていたため、自力で監禁場所から逃げ出すことが出来た。

ただその時に、正当防衛とはいえ誘拐犯に深手を負わせてしまい、それが今も心の傷として残っている、

その事があったからだけでなく、元々が心根の優しい娘で、基本的に争いは好まない。

但し、ゲームと割り切っているのか、サバゲーの中では割と容赦がない。

アクセサリーのドッグタグは、叔父に誕生日にプレゼントされたもの、彼女本人はすごく気に入って喜んでいたが、周りからは「縁起でもない」とすこぶる不評だった。

細身でゆったりとした服装が多く気づきにくいが実は隠れ巨乳で、そこそこ運動している成果もあってなのか美脚であり、身体的魅力度も高い。

環境のせいなのか若干人と思考がズレているところがあり、やや天然が入っている、

（音祢「キャンプに行く？どこの山に入るの？」友人「いや…普通にキャンプ場だけど…」）

「お願いです…やめてください…私はあなたを傷つけたくはありません！」

「このドッグタグ叔父にプレゼントされたんです、これなら山の中で骨になっても身元不明にならなくて大丈夫って」

「この服高いなぁ、これぐらいなら生地さえあれば自作出来そうなのにね…」

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